2021.01.29
映画の話

映画デスノート マンガ作品実写化の世界

Iwa

こんにちは。高野工務店のiwaです。

今回の映画は「デスノート」(2006)

原作は週刊少年ジャンプにて2003年~2006年に渡り連載されていた漫画になります。そのノートに名前を書かれたものは必ず死ぬという設定で少年漫画らしからぬ異色とも呼べる設定で人気を博しました。原作者大場つぐみ、作画小畑健の2人で連載しておりました。後にこの2人で再び連載をした漫画バクマンにてバトル漫画が王道ならシリアス作品は邪道だと書いてありましたが、間違いなくデスノートは邪道作品だなと思います。

しかし邪道と言っても頭脳と頭脳を使ったバトル漫画という見方もできるので邪道の王道的な感じなのかなと思ってます。

メインの登場人物が2人いて、一人がデスノートを拾っためちゃくちゃ頭のいい高校生夜神月、もう一人が顔も名前も分からない世界一の頭脳を持つ天才名探偵Lになります。このマンガはノートを拾った天才高校生夜神月が主人公なのがすごいところです。主人公がこの作品の中で一番悪いキャラクターとなっているのですが、その犯人を追いかけるのが名探偵Lとなっています。少年漫画で主人公がデスノートを使った殺人の犯人になるというとんでもない設定になっています。

この原作を基にして作られたのが映画デスノートです。前半、後半の2部構成で作られており前半はおおよそ原作を基にした作りとなっています。なのでそこで仕掛けられるトリックや頭脳戦は見ていて面白いです。後半は物語の結末へと向かっていく中でさらに加速する頭脳戦が面白さを引き立てます。新たなデスノート所有者やノートに隠されたルールを使って戦う頭脳戦はとにかく引き込まれます。

個人的な映画最大の見どころは劇中でLが食べるお菓子の数々です。原作でも常に甘いものを食べていますが、映画でもとにかく何かを食べています。そのお菓子が美味しそうでおなかが減ります。

その後もL最後の28日間を描いた映画オリジナル作品や、10年後の2016年に公開された新たな映画オリジナルストーリーが公開されるなど長く親しまれています。

そして1月28日に発表になったのですが、これまで読み切りで発表されてきたデスノートの話をまとめた単行本の発売が決まりました。発売は2月4日なのでもうすぐそこまで来ています。とても楽しみですね。