こんにちは。高野工務店のiwaです。
先日私の実家の私の部屋に内窓を取り付けましたのでその話を書こうと思います。
今までもこのブログで日本の家が寒い理由を書いてきました。そもそもの家の断熱性能が足りていなかったり、気密性が悪くいくら暖房器具で温めてもその温められた空気が隙間から逃げてしまうということを書いてきました。そして一番熱損失が大きいのが窓であるということも書いてきました。
今回、夏が過ぎて朝晩の冷え込みが徐々に厳しくなってきた段階で私の部屋も夜になると肌寒さを感じるようになってきました。私は手足の末端が冷えやすく10月に入ってから少し冷えを感じるようになってきたので本格的な冬の前に寒さ対策をしようと考えました。私の部屋も寒さ対策をするのに一番は窓の性能を高めることにしようと思いアルミサッシの窓に樹脂枠の内窓を取り付けることにしました。
下の写真が施工前の状況になります。
窓寸法 幅約2.8m×高さ約1.4m
和室なのでサッシの内側に障子取付け用のレールがあります。寒さ対策のために障子は取り外し障子レールの枠に内窓の枠を取り付けるようにします。アルミサッシ4枚の割と大きな窓なのでその分の熱損失も計算したことはないですがそれなりに大きいであろうことは想像できます。
取付けたのは複合ガラスの普通サッシになります。部屋にエアコンが付いていないのでLow-Eにはせずで取り付けました。
内窓はレールの上から直接取付けることが出来るので下地加工などはする必要がなくこのまま施工してもらいます。また内窓を取り付けるのに7cmほどの枠を取り付けれる幅が必要となります。
まず枠を取り付けます。作業時間10分~15分程度
次にこの枠にサッシを取り付けていきます。10分程度
これで施工完了です。ガラスが2枚あるの伝わりますか?
窓を運んだり準備や取り付けた後の調整などを含めても時間としては40分程度で終わりました。
メーカーのHPには施工時間は1時間程度と書いてあったので窓のサイズによって時間が異なると思いますがおおむね1時間以内には終わるのかなと思いました。
正面からの写真になります。
逆光で見ずらいですが内窓の枠はアルミサッシの枠とほぼ同じサイズなので違和感を感じることはありません。また枠の色も何種類かあるので部屋に合わせて選ぶこともできます。
この日の夜外気温が10度近くまで下がったので試しに内窓を開けてアルミサッシと内窓の間に手を入れてみたら冷たい冷気が部屋の中に流れてくるのを感じました。今まではこの冷気が部屋の中に流れていたのかと考えると取り付けて良かったなと思いました。
今後部屋の温度と内窓とアルミサッシの間の温度を計測してこれからさらに気温が下がっていく中でどれほどの違いが出てくるのかを記録していこうと思います。
価格はそれぞれの窓に合わせたものを製作してもらうのとガラスの仕様によるのでここでは明かさないようにします。気になった方は一度見積もりだけでも取ってみてはいかがでしょうか。いつでも対応いたします。
※アナログの温度計を使うので正確ではありません。あくまでも我が家の基準となるので参考程度にしてください。工務店が嘘をついたということではなくあくまでも1例として今後の計測記録をブログにアップしていきます。
我が家も内窓を取り付けてみようかなと思った方は弊社HPのこちらから ご連絡ください。