2021.02.26
映画の話

映画インターステラー SF映画の世界

Iwa

こんにちは。高野工務店のiwaです。

弊社は鳥取県三朝町に本社があり県中部地域を中心に仕事をしている工務店会社です。

今回の映画は

「インターステラー」(2014年)

クリストファー・ノーラン監督によりマシュー・マコノヒー主演で2014年11月22日に公開された映画になります。ジャンルはざっくり言うとSF映画になりますが宇宙を冒険するアドベンチャーであり家族の愛を描いたドラマでもあるなと思います。単純に一言では言い表せれない作品だなと思います。

舞台は近未来の地球で、映画で近未来を描くとなると、文明が超高度に発達した社会または荒廃した世界のどちらかになりがちだと思いますが、今作品はどちらかと言うと荒廃した世界の方になります。正確に言えば荒廃しかけている地球が舞台になります。

近未来の地球では地球の寿命が近づき人々の生活が少しずつ厳しくなっていってます。土地は乾き作物が育ちにくくなり砂嵐が起きるような世界になりました。その世界で宇宙に居住地を目指そうとして冒険に出る話になります。

クリストファー・ノーラン監督が描く数学、物理学に基づいた世界で描かれる宇宙は世界の広さと果てしない魅力を持っているので映像だけでも、また話の流れにおいても面白いと思わせる作品になっていると思います。

主演のマシュー・マコノヒーは、娘と息子の3人で生活している家族の父親なのですが、元パイロットとして宇宙の居住地探索隊の一員として参加しています。

私は最初この映画を見るとき、クリストファー・ノーラン監督最新作の映画で宇宙を題材にしているということでとてもワクワクして見ていたのですが、宇宙やSF作品としてのワクワクというよりも家族の愛を描いた作品だなと感じました。宇宙に行くことで地球との時間の流れが変わり、その時間の流れの中で起こる家族の絆や愛の描き方がとても巧みにできており感動しました。

クリストファー・ノーラン監督の特徴と言えばその時間の描き方ですが、昨年公開された最新作テネットでは時間の逆行ということを描いていたように時間の扱い方がとてもうまいなと思います。今作のインターステラーでは地球の時間の流れと他の惑星の重力による時間の流れの違いや4次元や5次元での時間の描き方が映像作品としてもとても面白いものになっていること、その根拠が科学的に求められた結果に反映されたものとして描いているのでSFのワクワクと実際の科学に基づく現象が合わさり作品の魅力を引き立てていると感じました。