こんにちは。高野工務店のiwaです。
弊社は鳥取県三朝町に会社があり県中部地域を中心に仕事をしている工務店会社です。
12月になりました。12月と言えば年末の大掃除ですが、掃除のしやすい窓というのをご存じでしょうか。今回はドレーキップ窓という窓を紹介します。
1日本の建具は引違いが多い
2近年の窓事情
3掃除のしやすさ
4掃除がしやすい!ドレーキップ窓とは
5まとめ
1日本の建具は引違いが多い
おそらく日本の住宅の窓といえば引違い窓が基本的には付いていると思います。私としては平安貴族の住む家で引違いの障子や襖が多いイメージですからその流れで日本人は昔から建具は引違いを使うことが一番多いのかなと思っています。
現在お住まいの家の窓を見ていただくとおそらく引き違い窓が付いているはずです。私も以前アパートで生活していたことがありますが引き違い窓のない部屋はありませんでした。
戸建て住宅では4連引違い窓を付けている家もあります。このことから日本は窓を付けるなら引違い窓を付けるというイメージが強いのではないかなと思います。
2近年の窓事情
ですが近年では引違い窓だけではなく様々な窓を取り付けることが多いと感じます。まず採光としての役割だけを持ったFix窓やウィンドキャッチャとしての役割を持つ縦辷り出し窓、横滑り出し窓など様々な形の窓があります。引違窓との違いは窓面積すべてが通風としての開口面積になることや窓の開閉方式により気密性が高くなることです。
こういった窓は住宅によっては使われていることもあり適材適所で窓を使用する形となっています。
3掃除のしやすさ
今回のテーマの掃除のしやすい窓という観点から引違い窓やその他の窓はガラスの外側を掃除しにくい構造となっています。まったく掃除できないわけではないですが窓の外側に手を回さないと掃除しにくいのではないかなと思います。私も昨年の年末実家の窓を掃除しましたが、引違いの窓をしっかりと掃除するために枠から外して掃除したので手間だなと感じることがありました。
また1階の窓であれば外か掃除もしやすいですが2階はそうもいきません。ベランダやバルコニーが無い限り家の中から腕を伸ばすしかないので大変面倒に感じます。
4掃除がしやすい!ドレーキップ窓とは
ドレーキップ窓という名前を聞いたことはありますか?検索すればどんな窓か分かりやすい写真や動画があるのでそれを見てもらうのが一番ですが、内倒しと内開きの二通りの開き方が出来る窓になります。
※画像YKKAP
特徴は窓が部屋の内側に開くので窓の外側のガラスを掃除しやすいということが挙げられます。これにより2階の窓でも部屋の中から掃除をすることが簡単になります。この窓があれば私の年末の大掃除も楽に終わったなーと思います。
窓そのものの交換は外壁を壊さないといけないので難しいですがこれから家づくりをする方は候補の一つにしてみてはいかがでしょうか。
また窓の開閉方法から気密性が確保されやすいということもメリットとして挙げられます。
5まとめ
今回は2021年も12月になり年末の大掃除につにいて昨年の私の経験から窓に付いて一つ思うことを書きました。
ドレーキップ窓はガラスの掃除がしやすいことや気密性の確保が高いということがメリットです。
引違い窓や縦辷り出し窓を採用することが多いと思いますが様々な種類の窓があるので一つ参考にしてほしいなと思います。