2022.05.16
生活のヒント
住宅の話

汚れのたまった雨戸・シャッターをピカピカに

Iwa

雨戸やシャッターは定期的なお掃除をすることで、サビや腐食を防ぐことができます。

サッシやレール部分も一緒にお手入れすれば、開閉の作動も快適に。故障の予防にもなってまさに一石二鳥です。


【週に1回の乾拭きで錆を予防】

 雨戸やシャッターに使用されるアルミやスチール。ホコリや汚れを放置すると、そこからサビや腐食が発生します。

未然に防ぐには週に一度、柔らかい布で乾拭きしましょう。雨が降ったあとで泥汚れがついた場合は、水拭きをしてから仕上げに乾拭きするのがおすすめです。

サッシやレールが汚れている時は、小さめのブラシを使ってお掃除。ブラシで取り切れない汚れは、固く絞ったぞうきんをのせ、割り箸で押し付けながらレール方向に拭き取ります。

掃除の終わったサッシやレールに潤滑剤を吹き付ければ、お手入れ完了。潤滑剤は年に一度の使用で大丈夫です。


【カーワックスでホコリ付着を防止】

ぞうきんの拭き上げで落ちない汚れは、薄めた中性洗剤を使って落としましょう。汚れが目立たないときでも、半年に一度は洗剤で掃除しておくことをおすすめします。

金属タワシは表面を傷つけてしまうため、柔らかいスポンジを使ってお掃除。洗浄後はホースで水をかけながら、洗剤が残らないように洗い流します。

水が乾いたら、全体にカーワックスを塗っておくとホコリがつきにくくなりますよ。

サビが発生している場合はサンドペーパーでこすり、表面を平らにします。仕上げに同系色のアクリル樹脂系水性塗料を厚めに塗ればOK。

サンドペーパーを使う時は、周りを傷つけないように注意しながらサビを落とすようにしましょう。


※電動シャッターを洗い流す時は、シャッターボックスに水が入らないようにしてください。内部の電子ユニットが故障する原因となります。

※酸性やアルカリ性、塩素系の洗剤はアルミを腐食する恐れがありますので、使用しないでください。