2020年1月6日 鳥取県知事が省エネ住宅に新たな助成金!?
(2月5日追記しました)
平井知事は、6日の会見で、ことしは「持続可能性」「安心安全」それに「スポーツ」の3点をテーマに重点的な政策を展開するとして、さっそく新年度から、断熱性能が高く環境に優しい「省エネ住宅」の基準を満たした、住宅を新築する際の新たな助成を始める考えを明らかにしました。
平井知事は6日の年頭会見で、環境に優しい「省エネ住宅」への新たな助成を新年度から始める考えを明らかにしました。
具体的には、住宅の断熱性能について、国より厳しい県独自の基準を策定し、それを満たす住宅を新築する場合、費用の助成を行うということです。冷暖房の利用が抑えられ、二酸化炭素の排出量を削減する効果に加え、寒暖差により血圧が急激に変化して危険な状態に陥る「ヒートショック」を防ぐのにも有効だということです。平井知事は「住民にとってもプラスになるので『鳥取省エネ住宅』を推奨していきたい」と述べました。
鳥取 NHK NEWS WEB より
「新築するなら、快適に暮らしたい!できれば、助成金も!」誰もが思うことです。2月5日、県内の工務店などを対象にした説明会が倉吉市で開かれ参加してまいりました。
鳥取県は、新年度から、断熱性能が高く環境に優しい「省エネ住宅」の基準を満たした住宅を新築する際の新たな助成を始めます。
今年はチャンスなのかも!
『とっとり健康省エネ住宅』家づくりで押さえておきたいポイントを高野工務店のスタッフが簡単に紹介します。
ポイント 1. なぜ助成金なのか 2. 省エネ住宅にすると 3. 助成金をもらうには |
住宅の高断熱・高気密化は国の省エネ対策としても有効でもあり、冬季屋内の温度差を抑えヒートショックの防止など健康側面でも有効な対策とも言われています。 国内における冬季死亡増加率は、北海道や青森県などでは低く、住宅の断熱化が遅れている鳥取県は平均よりも高くなっています。 県民の健康寿命の延伸や省エネで地球温暖化防止の実現を目的として、鳥取県独自基準を策定した「とっとり健康・省エネ住宅」の普及を進めるとしているからです。
省エネ化住宅が少ない鳥取県は死亡率が高いんですね。地球温暖化対策で助成金をと言われてもピンとこない感じですけど、助成金がありますので省エネ住宅で家族を守ってください!と考えるととっても良い制度だと考えられますね。
鳥取県では国の省エネ基準に比べ冷暖房費を30%以上削減し、冬季もWHO(世界保健機関)が勧告する18℃以上の室温を保つことが可能な省エネ水準として民間団体HEAT20 が示す省エネ水準(G1、G2、G3の3 段階)を参考に、断熱性能と気密性能の指標による3段階の鳥取県独自基準(T-G1~T-G3)を設定しています。(案) となっております。
T-Gとは鳥取グレードの略です。
外皮平均熱貫流率(UA 値)隙間相当面積(C 値) の詳しい説明は難しい言葉だらけなのでここでは省略します。
簡単なイメージですと、
自分の体が家(住宅)
寒い時に着るダウンジャケットの性能=(UA 値)
そのダウンジャケットの継ぎ目等の隙間=(C 値)
とイメージしてみてください。
鳥取県のダウンジャケットは国の0.81より優れた0.48~0.23しかも隙間なし
「鳥取県は国のダウンジャケットより良質で、ジッパー部分も優れたダウンジャケットを買おうとしている方は助成しますよ。ダウンジャケットはリーズナブルなT-G1から高額なT-G3まで あります。」 となります。
それがこちら
これは「鳥取県のオススメのダウンジャケットT-G1は国のものより33万程高いですが、冷暖房費で計算してみると・・・1年間で5万円も違うので7年もあれば元が取れちゃいます。今なら最大150万円の助成金がつきますよ~」という感じになります。経済的ですよね。また省エネ住宅は小児、高齢者をはじめ、慢性疾患や心肺疾患のある人への効果も実証されてるようです。
「新築するなら、快適に暮らしたい!できれば、助成金も!」ですね。
基準を満たす住宅を建てるには、工務店が技術面の研修の参加が義務付けられていることや、研修を終えると登録事業者として県のホームページに掲載されることになります。まだ助成金の申込み方法や内容が確定していませんので、今後の鳥取県のサイト情報もご確認ください。
助成金がどういった申請方法や性能基準になるのかまだ判りませんが、予算的にもオーバースペックになりすぎないように、想定する外皮平均熱貫流率(UA 値)計算を行ったり、隙間相当面積(C 値)を得られる工法選択などは、住宅の間取り計画時から進めなくてはいけません。ですが、住宅性能数字(建物)だけに特化して計画してしまうと、窮屈でストレスが発生する空間になってしまったりもします。
弊社が注文住宅として一番大事だと考えているのは、周囲の環境を考慮し建物に活かした省エネ住宅であることです。
ダウンジャケットだけでは得られない、光と風と暖かさを感じられる、幸せな省エネ住宅。
家族構成と土地がもう決まっている・・・、又は幸せに暮らしたい土地を探している・・・、省エネ住宅で建てたい!
どういう間取りなら!?断熱性能・気密性能をどこまでどうすれば!?
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